伐株山

伐株山(きりかぶさん、きりかぶやま)は、玖珠町の耶馬日田英彦山国定公園内にある標高685.5mの山で、メサ(卓状台地)のうちでも浸食が進んだ「ビュート」と呼ばれる地形であり、二重メサの万年山(標高1,140.3m)とともに玖珠町のシンボル的な存在です。

平坦な頂上はハングライダーやパラグライダーの基地となっていて、山頂にはかって九州における南朝側の拠点となった玖珠城(伐株城)の土塀跡が残っています。

伐株山の頂上へは、塚脇地区から車で登ることができます。
また、森の空気を浴びながら、登山道から徒歩で登ることもできます。

頂上には大きなブランコがあり、大原っぱではボール遊びなども楽しめ、山頂からの景色は絶景で、玖珠町全体を一望することが出来ます。

三島公園

玖珠町の森地区にある「三島公演」は、旧森藩8代藩主久留島通嘉公によって築造された旧久留島氏庭園、「日本のアンデルセン」久留島武彦翁の童話行脚を記念した童話碑といった歴史を感じられる場所であると共に、様々な遊具など子ども達が遊ぶ空間も備わった自然豊かな公園です。

また併設する「わらべの館」では、本や文化財を通して、子供から大人まで童話や絵本、玖珠の文化に触れあうことができます。

機関庫

豊後森機関庫(ぶんごもりきかんこ)は、玖珠町の国鉄(現JR九州)久大本線豊後森駅の東側にあった機関庫です。 2009年(平成21年)2月6日に「旧豊後森機関区の関連遺産」として扇形機関庫と転車台とが近代化産業遺産に認定されました。 また2012年(平成24年)4月20日に有形文化財として登録されることが決定しました。

慈恩の滝

慈恩の滝は、万年山を源流とする山浦川と玖珠川が合流する場所に位置する上段20メートル、下段10メートル合わせて約30メートルの落差がある滝です。

また、滝の裏側へ向かう「裏見の滝」でも有名で、夜間はライトアップされ、昼間とはまた違う一面を見せてくれます。

桜滝、観音の滝と合わせて天瀬の三瀑と呼ばれ、さらに赤岩滝、楓葉の滝、夕日の滝を加えて天瀬六瀑と呼ばれることもあります。

JRゆふいんの森号では、この滝を通る際に「徐行運転」となり、ゆっくりと景色を楽しむことができる配慮がされています。